クリニックのSNS運用法4選! クリニックがSNS運用するメリット・デメリットも解説!
多くの患者様にとってSNSは、クリニックを知るための身近なツールです。
そのため、SNSを有効に活用できれば、患者様との信頼関係の構築にもつながります。
しかし、どのSNSをどう使うべきか迷うクリニックも多いのではないでしょうか。
そこで本記事では「クリニックのSNS運用法やそのメリット・デメリット」について詳しく解説していきます。
目次
現在SNSを運用中のクリニックは多い?
近年、SNSを活用しているクリニックは増加傾向にあります。
特に都市部のクリニックでは、患者様とのコミュニケーション手段としてInstagramやX(旧Twitter)、FacebookといったSNSが幅広く活用されています。
SNSはクリニックの存在や特徴を広く周知する手段として優れており、病院やクリニックの雰囲気を視覚的に伝えられる点が他の広告手段と異なる強みです。
たとえば福岡県の小倉記念病院はLINEとYouTubeを活用して、市民講座を展開しています。
(参考:http://www.kokurakinen.or.jp/byoin/line_at/ )
また東京都の高島平中央総合病院もLINEを活用して、栄養士が考える簡単レシピやリハビリ科による簡単なストレッチ方法などのさまざまな情報を配信しています。
(参考:https://takashimadaira-hospital.jp/features/line.html )
クリニックのSNS運用法4選!
ここからはクリニックが活用できるSNS運用法を4つご紹介します。
クリニックならではの工夫で、患者様に信頼を持ってもらえるSNS運用を目指しましょう。
1. 医療情報や健康に関するアドバイスの発信
クリニックの専門知識を活かし、季節の健康アドバイスや生活習慣改善のヒントなど、信頼性のある医療情報を定期的に発信することが効果的です。
こうした情報を提供することで、患者様の健康意識を高め、クリニックの信頼性も向上します。
またインフルエンザや花粉症など、季節ごとの注意事項を伝えることで、実際の来院にもつなげやすくなります。
2. クリニックのスタッフや施設の紹介
患者様にとってクリニックの雰囲気やスタッフの人柄を知ることは、来院への不安を軽減する一助になります。
スタッフの笑顔や施設内の写真を通じて、温かみのある雰囲気を伝えることで、親しみを感じてもらいやすくなります。
特に初めての患者様にとっては、クリニックの印象を事前に掴むことができ、安心感を与えられるでしょう。
3. 健康セミナーやイベントの告知とレポート
クリニックで定期的に開催する健康セミナーやイベントの告知をSNSで行うことで、患者様に興味を持ってもらいやすくなります。
イベント終了後にはその様子をレポート形式で投稿することで、来院経験がない患者様にもクリニックの活動を知ってもらえます。
またイベントで使用した資料や医療情報もシェアすると、患者様にとって有益なコンテンツになります。
4. 患者様との積極的なコミュニケーション
SNSは一方的な情報発信の場ではなく、双方向のコミュニケーションツールです。
患者様からの質問やコメントに対して積極的に返答することで、クリニックに対する信頼が高まります。
特に医療や健康に関する疑問に対して親切丁寧に応じることで、患者様との距離感が縮まり、リピーターの獲得にもつながります。
関連記事: クリニックのWEB集患(集客)は難しい?患者様に選ばれるためにできること!
クリニックがSNSを運用する3つのメリット
クリニックがSNSを運用することで得られるメリットは数多くあります。
ここではその中から特に大きな3つの利点についてご紹介します。
1. 患者様との距離が近くなり、信頼関係が築ける
SNSを通じてクリニックの日常の様子や医療情報を発信することで、患者様に親しみを持ってもらいやすくなります。
クリニックの雰囲気や医師、スタッフの人柄を事前に知ることで、初めての患者様でも来院前から安心感を抱きやすくなるでしょう。
SNS上でのコメントや質問への丁寧な返答は、患者様との信頼関係の構築にもつながります。
クリニックに対する「親しみやすい」「頼れる」といった印象を与えることができ、リピーターの獲得や口コミ効果も期待できます。
2. 情報発信力が高まり、集患効果が期待できる
SNSは多くの人に情報を広める力があり、無料で利用できるため、広告にコストをかけることなくクリニックの存在を多くの人に知ってもらうことが可能です。
たとえばInstagramやTwitterを活用して医療情報やクリニックのイベント情報を発信することで、患者様が興味を持ち、新しい患者様の来院を促す効果が期待できます。
またSNSの拡散機能を活用することで、より広範囲に情報を届けることができ、地域を越えてクリニックの存在を知ってもらう機会が増えるため、新患の集患にもつながります。
3. 健康情報や予防医療に関する知識を提供できる
SNSを通じてクリニックが健康に関する情報を発信することで、患者様や患者様の健康意識を高めることができます。
季節ごとの健康管理のアドバイスや生活習慣改善のための情報を発信することで、クリニックの専門性をアピールし、地域社会への貢献も果たすことができます。
また予防医療の重要性を伝えることで、患者様が健康を意識した生活を送るきっかけを提供できるのもメリットの一つです。
患者様にとっても有益な情報として、信頼されるクリニックとしての認知度向上にもつながります。
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クリニックがSNSを運用するデメリット2つ
SNS運用には多くのメリットがありますが、一方で課題やデメリットも存在します。
ここではクリニックがSNSを運用する際に注意すべき2つのポイントを挙げて解説します。
1. ネガティブなコメントへの対応が必要
SNSでは時には患者様や患者様からのネガティブなコメントやクレームが寄せられることもあります。
特に医療機関の場合、サービスや対応に対する意見が厳しいことも少なくありません。
こうしたコメントに適切に対応しなければ、クリニックの評判が悪化するリスクもあります。
ネガティブな意見に対しては冷静かつ丁寧に対応し、誠実な姿勢を示すことが信頼を保つために重要です。
また対応にあたってはプライバシーや個人情報の取り扱いにも配慮する必要があります。
2. 運用の手間と時間がかかる
SNS運用は定期的な投稿や患者様からのコメントへの返信が求められるため、日常業務と並行して行うには大きな労力がかかります。
特にSNSでの発信内容を工夫するためには、画像の選定やビジュアルデザインの調整なども必要になり、クリニックのスタッフにとって負担となりがちです。
更新が滞ってしまうと患者様が離れてしまうこともあるため、SNS運用を担当する専任のスタッフを設けるか、外部のサポートを活用するなどの対策を検討すると良いでしょう。
【まとめ】現在クリニックでのSNSを運用予定なら、お気軽に医療業界特化のディーエーエム(DAM)にご相談ください!
今回は「クリニックがSNS運用を行う際の有効な方法と、そのメリット・デメリット」について詳しくご紹介しました。
クリニックでのSNS運用には、患者様との信頼関係を築くことや情報発信のメリットが多くありますが、運用の手間やネガティブな意見への対応といった課題もあります。
医療機関のSNS運用には他の業種とは異なる配慮が必要なため、効果的な運用には専門的な知識やノウハウが役立つでしょう。
医療業界に特化したSNS運用サポートを提供している「ディーエーエム(DAM)」では、安心してSNS運用ができるようサポートを行っております。
クリニックでのSNS運用をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。